看護師の専門性のさらなる発揮

少子高齢化の進展、生産人口減少下におけるDXや働き方改革の推進など、2040年に向け、看護師を取り巻く環境は大きく変化しています。今後、2040年に向け、さらなる高齢化や、複雑かつ複合的なニーズの多様化が見込まれ、多職種や他機関との連携・協働の必要性が今以上に高まります。

そうした中で、「医療」と「生活」の両面から対象者を捉え、療養生活を支える、対象者の最も身近にいる医療専門職として、看護師にはさらなる役割と責任を引き受けていくことが期待されており、看護師がさらにその専門性を発揮できるよう、日本看護協会はさまざまな取り組みを進めてきました。

今後、限られた人材でよりよい看護を提供し続けるためには、看護師が自身の専門性に基づき、担うべき役割や業務を明確にした上で他職種と協働したり、先進技術の活用等により効率化していくことが必要です。そのため、看護師一人ひとりが自らの専門的な判断の価値やアウトカムについて改めて認識し、専門性をさらに発揮できるよう、看護師の専門性や貢献の具体化・可視化を進めます。

タスク・シフト/シェアについては、医師の労働時間が短縮する中でも、国民に必要な医療が安全かつタイムリーに提供されることが不可欠です。医療専門職がそれぞれの専門性を軸に、質を担保しながら、さらに役割を発揮し、今まで以上に医療の提供に貢献していかなければなりません。看護師が判断可能な範囲でその裁量を最大限活用し、さらに専門性を発揮できるようにすることが、タスク・シフト/シェアの推進の鍵となります。

また、看護師がさらに専門性を発揮できる体制を構築するためには、看護チームにおいて各職種が役割・責任を果たすことも重要であり、看護補助者との協働をさらに推進していく必要があります。

以上のような考え方に基づき、日本看護協会は、看護師のさらなる専門性の発揮に向けて取り組んでいきます。

タスク・シフト/シェアの指針となるガイドラインを掲載しています。

タスク・シフト/シェアに関する省令改正や通知の発出がされたもので、看護に影響があるものをまとめています。

看護師の専門性を可視化する取り組みとして、インフォグラフィックを掲載しています。

看護補助者との協働に関する情報を掲載しています。

看護補助者の確保・定着に向けた情報を掲載しています。