オリエンテーション

●必要な変化を生み出すための組織行動論の基礎的知識
・集団がもつ特徴（同調行動・同調圧力・沈黙の螺旋など）
・組織構成員の行動や思考に影響を及ぼす組織文化
・組織における意思決定
・組織に必要な変化を生み出すポイント

【到達目標】
組織に必要な変化を生み出すために応用できる組織行動論の基礎的知識を理解することができる

●看護管理の実際
・組織の方針を実現する上での看護師長の役割
・職員が共感する組織の方針の策定プロセス
・組織の方針と日々の仕事をつなぐアプローチ

【到達目標】
講師の実践事例を通して、組織行動論を応用した看護管理過程を理解することができる

【演習】
●ステップ１　自己紹介と事前課題の共有
＜自身の師長としての現状と模擬事例の内容の共有を図る＞

【演習】
●ステップ２　問題の抽出と原因の特定
＜師長が定めたA病棟の新たな方針は、なぜ浸透しなかったのか＞

【到達目標】
既存の知識と研修で得た知識を応用して事例を検討することができる

【演習】
●ステップ３　問題の解決に必要な方策
＜問題解決のために鈴木師長は何を目指し（目指す状態やゴール）、どのような行動をしたらよいか＞

【到達目標】
抽出された問題の解決に向けて、優先度の高い目標の達成のための具体的方策を考えることができる

【演習】
●ステップ４　問題を未然に防ぐために必要な方策
＜あなたがA病棟の師長なら残業時間の削減という看護部門の方針の実現に向け病棟方針の策定や浸透をどのように進めるか＞

【到達目標】
看護部門の方針を理解した上で、自部署の方針を策定し、自部署全体に浸透させるために必要な判断や行動を述べることができる

【演習】
●ステップ５　事例検討から得られた教訓
＜師長として「看護部門の方針を理解した上で、自部署の方針を策定し自部署全体に浸透させる」ために、これからどうしていきたいか＞

【到達目標】
事例検討から自身が得た教訓を明確化することができる